美容師歴20年以上。都内サロンでスタイリング剤の使い方レッスンを年間500件以上担当。「美容室みたいにできない」「何を買えばいいかわからない」という悩みを持つお客様を何百人も見てきた経験から、誰でも再現できる正しい使い方をお伝えしています。サロン専売品をプロ目線で厳選・紹介しています。
「カラーをしているから、アイロンを使うたびに色が落ちそうで怖い…」そのご心配は正しいです。カラー毛へのアイロン使用は、保護剤なしでは色落ちとダメージの両方が起きています。でも正しいケア剤を使えば、毎日アイロンを使いながらもカラーを長持ちさせることができます。
この記事のポイント
- アイロン前ケアが必要な本当の理由 熱ダメージの蓄積を防ぐ
- フルイド クロマティックの特徴 カラー髪の熱保護に特化
- 正しい使い方と量 少量で全体に均一になじませる
- 4️⃣ アイロンの温度設定との組み合わせ 保護剤使用時は170℃以下が目安
- 5️⃣ ダメージを最小化しながらスタイリングする手順 プロの工程を完全再現
アイロンで髪が傷む本当のメカニズム
ヘアアイロンの高熱が髪に何をするのか、正確に知っている方は少ないです。髪の毛の主成分はたんぱく質(ケラチン)です。高熱にさらされると、このたんぱく質が変性・硬化し、元に戻らないダメージが蓄積します。
特にカラーリング済みの髪はキューティクルが開いた状態のため、熱ダメージを受けやすく色落ちも同時に起きます。
ケラスターゼ フルイド クロマティックがカラー毛に最適な理由
フルイド クロマティックはカラー毛の熱保護に特化して開発されています。通常の熱保護剤よりも高いバリア機能を持ち、カラーの色素を守りながら熱ダメージを軽減します。美容師がカラーをした直後に「アイロン使うなら必ずこれを使ってね」と勧めることが多い商品です。
正しい使い方(最大効果を引き出す方法)
STEP1:タオルドライ後の濡れた髪に適量を毛先中間になじませる
STEP2:ドライヤーで完全に乾かす
STEP3:乾いた後にさらに少量を全体になじませる(2度使い)
STEP4:アイロンの温度を160〜170℃に設定してスタイリング
アイロンの温度は保護剤があっても低めが正解
保護剤を使っていれば高温でも大丈夫と思う方がいますが、保護剤はあくまで「ダメージを軽減」するものです。160〜170℃で十分な仕上がりが出るなら、あえて高温にする必要はありません。
ケラスターゼ フルイド クロマティックカラー毛・熱保護特化
ケラスターゼのカラーケアラインの熱保護トリートメント。カラー毛のアイロン・コテ使用時のダメージと色落ちを同時に防ぐ。プロ用の高い熱保護効果で毎日のアイロンスタイリングでもダメージを最小限にキープ。
カラー毛×アイロンで起きている問題の正体
カラーリングした髪はキューティクルが通常より開いた状態になっています。この状態でアイロンの熱を加えると、①色素が熱で変色・脱色する②開いたキューティクルからさらに色が流出するという2重のダメージが起きます。
ケラスターゼ フルイド クロマティックは、このカラー毛特有の問題に対応して開発されています。
美容師がカラー後に必ず伝えること
カラーをしたお客様には、帰り際に必ずアイロン前ケアについてお伝えします。「アイロンを使うなら、必ず熱保護剤をつけてください。特にカラー毛は保護剤なしでの使用は避けてください」と。カラーの持ちを左右する最大の要因のひとつが、アイロン前ケアの有無です。
2度使いで効果を最大化する方法
①タオルドライ後の濡れた状態で少量なじませてドライヤー(熱保護の下地)
②完全に乾いた後にもう少量なじませてからアイロン(直前の保護)
この「2度使い」が最も高い保護効果を発揮します。手間は少し増えますが、カラーの色持ちが明らかに変わります。


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