美容師歴20年以上。都内サロンでスタイリング剤の使い方レッスンを年間500件以上担当。「美容室みたいにできない」「何を買えばいいかわからない」という悩みを持つお客様を何百人も見てきた経験から、誰でも再現できる正しい使い方をお伝えしています。サロン専売品をプロ目線で厳選・紹介しています。
「毎朝スタイリングに30分以上かかっているのに、思い通りにならない…」そのお気持ち、本当によくわかります。実は美容師のスタイリングは3つのフェーズに分けて考えると、時間が半分以下になって仕上がりも良くなります。今日はそのルーティンをすべて公開します。
この記事のポイント
- プロのスタイリングルーティン全工程 朝のスタイリングを最短で完成させる
- ベース剤スタイリング仕上げの3段階 工程を分けることで失敗がなくなる
- 髪質・長さ別の組み合わせ推奨 あなたに合った最強セットの見つけ方
- 4️⃣ 時間をかけずに美容室仕上げにするコツ 短時間で最大の効果を出す方法
- 5️⃣ 続けるためのシンプルルーティンの作り方 毎日継続できる仕組みを作る
プロのスタイリングには「3つのフェーズ」がある
美容師のスタイリング工程を細かく観察すると、必ず3つのフェーズに分けられることがわかります。①ベース(下地作り)、②スタイリング(形を作る)、③仕上げ(固定とツヤ出し)です。
多くの方が②スタイリングだけやって終わり、になっていますが、①と③をプラスするだけで仕上がりが大きく変わります。
フェーズ① ベース(下地作り)
タオルドライ後の濡れた髪に熱保護オイルやベース剤をなじませ、ドライヤーで乾かします。この段階で髪の「素材」が決まります。下地がよければスタイリングが楽になります。
おすすめ商品:ロレッタ ベースケアオイル / ナプラ シルクセラム / ケラスターゼ フルイド
フェーズ② スタイリング(形を作る)
ドライヤーで乾かしながら形を作るか、アイロン・コテで熱スタイリングをします。ここで重要なのは「冷えるまで触らない」こと。熱で変えた形は冷えるときに固定されます。
フェーズ③ 仕上げ(固定とツヤ出し)
バームやオイルで束感・ツヤを追加し、最後にスプレーでロックします。この工程があるかないかで、1時間後のスタイル維持率が大きく変わります。
髪質・長さ別の最強ルーティン
ショート:ベースオイル少量ドライヤー成形ファイバーワックスで束感
ミディアム:ベース剤ドライヤーバームでまとまりとツヤ
ロング:ベースオイルコテでカールバームで整えスプレーでロック
この3ステップルーティンを2週間続けるだけで、「美容室みたいにできない」という悩みは解決します。
N.(エヌドット) ポリッシュオイル仕上げの1本として最強
プロのスタイリングルーティンの「仕上げ剤」として最もお勧めなのがN.ポリッシュオイル。ベース剤でケアし、スタイリング剤で形を作り、最後にこれでツヤと束感を追加するのが美容師が実際に行うサロン仕上げの手順。
「スタイリングに時間がかかる」の本当の原因
スタイリングに時間がかかる原因のほとんどは「同じことを何度もやり直している」からです。正しい工程で一度仕上げれば、やり直しの必要がなくなります。美容師が短時間でスタイリングを完成させられるのは、決まった手順を確立しているからです。
プロのルーティンを自宅で再現するための「3フェーズ思考」
フェーズ1(下地):タオルドライ後にベース剤をつけてドライヤー。ここで髪の「素材」を整える。
フェーズ2(スタイリング):形を作る。アイロン・コテ・ドライヤーで形成。
フェーズ3(仕上げ):バームやオイルでツヤと束感を追加し、スプレーでロック。
この3フェーズを意識するだけで、スタイリングが「計画的な作業」になり、やり直しが激減します。
継続できる「シンプルルーティン」を作るコツ
最高の仕上がりより「毎日続けられる仕上がり」の方が重要です。ルーティンはシンプルであるほど継続しやすい。使うスタイリング剤は最初の段階では2本以内にして、慣れてきたら少しずつ追加していくことをお勧めします。
まず今週試してほしいこと
今日からすぐにできる改善は「ドライヤーで完全に乾かしてからスタイリング剤をつける」だけです。半乾きでスタイリング剤をつけている方は、これだけで仕上がりが大きく変わります。まず1週間試してみてください。


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