「ドライヤーって、どのくらいかければいいんですか?」
意外と聞かれることが多い質問です。「早く終わらせたくてざっと乾かす」「しっかり乾かそうとしてずっと当てている」——どちらも実はNGなことがあります。
今日は「正しいドライヤーの時間感覚」について、美容師の立場からお話しします。
そもそも「乾かしすぎ」って何が問題なの?
ドライヤーの熱は、適切に使えば髪を整えてくれますが、当て続けると逆にダメージの原因になります。
髪が完全に乾いた後もドライヤーを当て続けると:
- 必要な水分まで奪ってしまう(過乾燥)
- キューティクルが熱で傷む
- パサつきや広がりの原因になる
- 静電気が起きやすくなる
「ちゃんと乾かそう」と思って長く当てすぎると、逆に髪を傷めてしまうことがあるんです。
目安の時間はどのくらい?
「何分」というより「髪が乾いたら止める」が正解です。ただ、目安として:
- ショート〜ボブ:3〜5分程度
- ミディアム:5〜8分程度
- ロング:8〜15分程度
これは「しっかり乾いた状態になるまで」の目安です。途中で確認しながら、「ほぼ乾いた」タイミングで一度止めてみるのがポイントです。
根元が乾いていれば、毛先に少し水分が残っていても問題ありません。むしろ、毛先まで完全にカラカラに乾かすより、少しだけ潤いを残した状態の方が髪には優しいです。
ドライヤーのかけ方にもコツがある
時間と同じくらい大切なのが「どうかけるか」です。
まず根元から乾かす
根元が乾かないと、どれだけ毛先に当てても髪全体が乾きません。最初は根元に集中して風を当てましょう。指で根元をかきながら乾かすと、ボリュームも出やすくなります。
風を一か所に集中させない
同じ部分にずっと当て続けず、ドライヤーを動かしながら使いましょう。特に熱が高い設定のときは要注意です。
最後は冷風で仕上げる
熱で開いたキューティクルを、冷風で閉じることでツヤが出やすくなります。仕上げに数秒だけ冷風を当てる習慣をつけると、まとまり感が変わります。
ドライヤー前のケアが実は一番大事
ドライヤーをかける前に、洗い流さないトリートメントを使うことで、熱から髪を守る膜ができます。これだけで、同じドライヤーを使っても仕上がりが全然違います。
「ドライヤーを短くしたい」「乾かした後がパサつく」という方は、まずここを見直してみてください。
ドライヤーの質も関係する
最近の高機能ドライヤーは、マイナスイオンや速乾機能で髪へのダメージが少なく仕上げられます。同じ時間でも風量が強いと乾きが早く、髪に当たる時間が短くなる分、ダメージも軽減されます。
いいドライヤーへの投資は、長い目で見ると髪のためになります。
あわせてケアアイテムも見直してみて
ドライヤー前後のケアに使うアウトバスアイテムを、サロン品質のものに変えるだけで仕上がりが変わります。おすすめを紹介します。


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