「カットだけで、本当に髪のまとまりって変わるの?」って思いますよね。トリートメントやヘアオイルがないと無理だと思っている人も多いかもしれませんが、実はカットこそが「まとまり」の土台なんです。
私が美容師として働いていて一番実感するのは、カットが決まると、何もつけなくても髪がまとまる瞬間です。逆に、どんなにいいトリートメントをしても、カットが合っていないとまとまらない。今日はその理由をお話しします。
「重さのバランス」がまとまりを決める
髪のまとまりは、どこに重さがあるかで決まります。たとえばボブなら、毛先に重さが集まっているほどまとまりやすい。反対に毛先をすき過ぎると、重さが分散して広がりやすくなります。
カットの段階でこの「重さのバランス」を整えることが、まとまりへの近道。どこを残してどこを削るか、という美容師の判断がそのまま「まとまりやすさ」に直結するんです。
毛流れに沿ったカットがポイント
あなたの髪には、生えている方向(毛流れ)があります。この毛流れに逆らったカットをすると、どんなに乾かしてもはねたり広がったりします。毛流れを読んでカットすることで、自然に落ち着く髪になります。
- 右側が外にはねやすい人は、右側を少し重めに残す
- 後頭部が膨らみやすい人は、その部分の量を調整する
- えりあしが浮きやすい人は、グラデーションをつける
カットラインが揃うとツヤも出る
まとまりとセットで語られるのがツヤです。毛先のカットラインが揃っていると、光の反射が均一になってツヤが出やすくなります。バラバラだと光が散乱して、パサついて見える原因になります。
トリートメントでツヤを足すより、カットラインを整えるほうがツヤへの効果は大きいことが多い。これはプロとして自信を持って言えます。
カットの持ちでまとまりが変わる
カットしたばかりのときはまとまっていても、1〜2ヶ月経つとバラバラになってくる、という経験はありませんか?これはカットが「崩れて」きたサインです。髪が伸びると重さのバランスが変わり、まとまりが失われていきます。
まとまりをキープするためには、2〜3ヶ月に1回のペースでカットに行くのがおすすめです。トリートメントより先に、まずカットの頻度を見直してみてください。
カットで変わる、まとまりのポイントまとめ
- 重さのバランスを整えるカット
- 毛流れに沿った方向でのカット
- 毛先のラインを揃える技術
- 2〜3ヶ月に1回のメンテナンス
高いトリートメントより、まず「カット」を見直してみてください。きっと驚くほど変わります。


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