「毎週飲み会があるんだけど、薄毛と関係ある?」
「タバコは吸ってるんだけど、やっぱり髪に悪い?」
美容師歴20年以上の私が、現場でよく聞かれるこの質問に、正直に答えます。
お酒と薄毛の関係
「お酒が直接、髪を抜かす」わけではありません。
でも、過度な飲酒は、薄毛が進みやすい状態を作ります。
①亜鉛の消費
アルコールを分解するために、体は亜鉛を大量に消費します。
亜鉛は毛根の細胞代謝に欠かせない栄養素。
飲み会が多い方は、慢性的に亜鉛が不足している可能性があります。
②ビタミンB群の消費
アルコール代謝にビタミンB群も使われます。
ビタミンB群は頭皮の細胞再生に関わるため、不足すると毛根の修復が遅れます。
③睡眠の質の低下
お酒を飲むと眠くなりますが、睡眠の質は下がります。
深い睡眠が取れないと、成長ホルモンの分泌が減り、毛根の回復機会が失われます。
週3〜4回以上の飲酒が続いている場合は、毛根への影響が出やすい状態です。
タバコと薄毛の関係
タバコは、薄毛との関係がより直接的です。
①頭皮の血行障害
ニコチンは血管を収縮させます。
頭皮の毛細血管が収縮すると、毛根への血流が著しく低下します。
毛根への栄養・酸素の供給が減れば、毛は細くなり、抜けやすくなります。
②活性酸素の増加
タバコは体内の活性酸素を増やします。
活性酸素は毛根の細胞を直接傷つけ、ヘアサイクルを乱します。
③ビタミンCの破壊
1本のタバコで、ビタミンCが約25mg破壊されると言われています。
ビタミンCは頭皮のコラーゲン生成に関わり、頭皮の弾力・血管の健康を保ちます。
「やめなければいけない」というより「補う」視点で
飲み会やタバコをすぐにやめるのが難しいことは分かります。
であれば、「失われた栄養を補う」という視点でケアを加える。
亜鉛・ビタミンB群・ビタミンCの補給と、頭皮マッサージによる血行改善を組み合わせることで、ダメージを軽減できます。
毛根を内側から守るケアを
まとめ:生活習慣を知った上で、補うケアを加える
飲み会が多い、タバコを吸う、だからといって薄毛が「確定」するわけではありません。
失われやすい栄養を意識して補い、頭皮の血行を守るケアを続けることで、ダメージを最小限にできます。


コメント