「先生って、朝どれくらい時間かけてるんですか?」
お客様からよくこう聞かれます。美容師だから、さぞ手の込んだケアをしているのだろうと思われがちですが、正直に言うと、私自身の平日の朝は驚くほどシンプルです。子どもの支度や自分の準備で、髪にかけられる時間は正味5分もありません。
忙しい朝、実はこんなことに悩んでいませんか
- 「寝ぐせを直すだけで10分溶けている」
- 「朝からもう一度シャンプーし直したくなる日がある」
- 「アイロンを使わないとまとまらない気がする」
- 「時短アイテムを増やしたのに、逆にやることが増えた」
- 「結局、朝は諦めて夜に頑張ろうと思うけど夜も疲れている」
これ、全部よく分かります。朝の忙しさは、髪にかけられる時間の少なさとイコールです。だからこそ、朝に頑張ろうとするほど、うまくいかなくなるのだと思います。
「朝に頑張る」は実は逆効果
美容師として断言します。朝のケアを増やすより、前の晩にやることを1つ決めておく方が、髪はずっと扱いやすくなります。
忙しい方ほど、朝の時短アイテムを増やしがちですが、実は前夜の一手間の方がずっと効果があります。朝は「整える」だけで済むようにしておく。それが一番の近道です。
忙しい朝でもキープできる3つのコツ
コツ①お風呂上がりのタオルドライを丁寧にする
私が欠かさないのは、これだけです。ゴシゴシこすらず、タオルで髪を挟んで水分を吸わせるようにする。これだけで乾かす時間が短くなり、翌朝のうねりやパサつきもかなり抑えられます。逆に、ここを雑にすると、どんなに朝ケアを頑張っても髪はまとまりません。
コツ②ドライヤーは根元から、仕上げは冷風で
根元から毛先に向かって風を送り、8割ほど乾いたところで冷風を当てる。この順番を守るだけで、翌朝の髪の扱いやすさが変わってきます。乾かす時間そのものは変わらなくても、仕上がりの持続時間が違ってきます。
コツ③朝は気になる部分だけ整える
朝は、寝ぐせが気になる部分にだけ軽く水かミストをつけて、手ぐしで整える程度で十分です。全体を濡らして乾かし直す必要はほとんどありません。むしろ余計に触りすぎることで、キューティクルが乱れて広がりやすくなることの方が多いように感じます。
忙しい朝を楽にする一番の近道
「忙しいから仕方ない」で諦める前に、朝ではなく前夜に少しだけ意識を向けてみてください。
時間をかけずに済む一番の近道は、実は朝の中にはないのだと思います。


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