美容室に来るとき、少し後ろめたい気持ちを持っている方が、実は多いです。
「ずっと市販のシャンプー使ってて」「全然ケアできてなくて」「髪すごく傷んでると思うんですけど」。そういう言葉を、少し申し訳なさそうに話してくれる方に、毎日会います。
でも、後ろめたく感じる必要はまったくないんです。それよりも、「正直に話してもらえてよかった」という気持ちしかない。
「正しさ」より「受け止めること」の方が、伝わる
美容師として、「正しいケアを教える」ことより大切にしていることがあります。それは、今の状態をまず受け止めることです。
- ❌「市販のシャンプーはダメですよ。こういう成分が入っていて……」
- ⭕「忙しいと大変ですよね◎ 今の状態から、無理なくできることを一緒に考えましょう」
- ❌「全然ケアできてないじゃないですか。これだから傷むんですよ」
- ⭕「無理なくで大丈夫ですよ◎ 今の生活の中でできる範囲から始めましょう」
正しいことを言っても、責められた感じがすると心が閉じてしまいます。でも、「そうですよね、大変ですよね」と受け止めてもらえると、「じゃあ少し相談してみよう」という気持ちになる。
後ろめたさを感じる必要はない
ケアができていなかったことは、責められることじゃないです。忙しかった。余裕がなかった。何を使えばいいかわからなかった。それで当然だと思います。
美容室は、「ちゃんとケアしている人だけが来る場所」じゃない。むしろ、「今の状態から、どうしたいかを一緒に考える場所」です。
今の髪の状態がどうであれ、「ここから変えていきたい」という気持ちがあれば、それで十分です。
「今から」始められるケアを一緒に見つける
「全然ケアできてなかったけど、何から始めればいいですか?」という質問が、実は一番答えやすくて、一番助けになれる質問です。
今の状態を見て、今の生活パターンを聞いて、「じゃあまずこれだけ」という提案をする。難しくないことから始める。続けられることから始める。それだけでいい。
おすすめアイテム①|「まず土台から」始める、シンプル補修ケア
まず紹介したいのは、ダメージが蓄積した髪を補修しながら、毎日続けやすい設計のシャンプー&トリートメントです。
「今まで何もケアできてなくて」という方に、「じゃあまずこれだけ変えてみましょう◎」と言いたいアイテムです。シャンプーを変えるだけ。それだけで、少しずつ髪の状態が変わってきます。
難しいことは何もないです。今のシャンプーをこれに替えるだけ。「無理なくで大丈夫ですよ◎」という言葉と一緒に使ってほしいアイテムです。
おすすめアイテム②|忙しくても続けやすい、1アイテムケア
もう一つは、乾かす前にさっとつけるだけでまとまりやすくなる、軽いテクスチャーのアウトバストリートメントです。
「忙しいと大変ですよね◎ でもこれ1本あると、毎日がちょっと変わりますよ」という言葉と一緒に提案したいアイテムです。
量の調整が難しくなく、少量でも効果が出るので、「ちゃんとやれた」という感覚が得やすい。その小さな達成感が、続けることへの自信になっていきます。
「正直に話してくれてよかった」
「市販使ってて」「全然ケアできてなくて」という言葉を聞くたびに、正直に話してくれてよかったと思います。それがわかると、今の状態に合った提案ができるから。
否定するつもりはまったくないです。責めるつもりもない。ただ、「今から、無理なく、一緒に変えていきましょう」という気持ちしかありません。
まとめ
- 「市販使ってた」「ケアできてなかった」は後ろめたく感じなくていい
- 正しさを伝えるより「忙しいと大変ですよね◎」と受け止める方が心が開く
- 「無理なくで大丈夫ですよ◎」という言葉が、安心感の核になる
- 今の状態から、続けられることを一緒に見つけることが一番の提案
どんな状態でも、正直に話してもらえれば大丈夫です。責めません。今の髪を見て、今からできることを一緒に考えます。


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