「シャンプーって2回洗いが良いって聞いたけど本当?」——サロンでよく受けるこの質問。美容師として正直にお答えします。二度洗い(ダブルシャンプー)には確かにメリットがありますが、全員に必要なわけではありません。自分に必要かどうかの判断基準を詳しく解説します!
一度洗いと二度洗いの違いとは
一度洗い(シングルシャンプー)
通常の1回のシャンプーのこと。適切な量のシャンプーを使い、十分に泡立てて洗い上げます。
二度洗い(ダブルシャンプー)
1回目:少量のシャンプーで予備洗い(汚れ・皮脂を浮かせる)
2回目:本番洗い(しっかり洗浄・マッサージ)
という2ステップで洗う方法です。
美容室でのシャンプーがふわふわでスッキリするのは、この二度洗いを取り入れているからです!
二度洗いのメリット
1回目で汚れを浮かせ、2回目で本洗い
1回目のシャンプーで表面の汚れ・スタイリング剤・余分な皮脂を浮かせてから、2回目でしっかりと頭皮・髪を洗えます。同じ洗浄力でもより深く洗える効率的な方法です。
少量のシャンプーで丁寧に洗える
1回あたりの量を減らすことで、すすぎ残しのリスクが下がります。
泡立ちが格段に良くなる
1回目で汚れが落ちることで、2回目の泡立ちが劇的にアップ。もっちりとした上質な泡で洗えます。
二度洗いが必要な人・必要でない人
二度洗いをすすめるケース
- スタイリング剤(ワックス・ジェル・スプレー)をよく使う
- 皮脂が多くベタつきやすい頭皮
- 運動後・汗をかいた後
- プールや海の後(塩素・塩分除去のため)
- 長期間洗えなかった日の後
一度洗いで十分なケース
- 毎日シャンプーしている
- スタイリング剤をほとんど使わない
- 乾燥肌・敏感肌タイプ(二度洗いは乾燥しやすい)
- 細毛・猫っ毛でボリュームが出やすい
正しい二度洗いの手順
Step1: 予洗い(湯洗い)
まずぬるま湯で1〜2分丁寧に予洗い。これで汚れの約70%が落ちます。
Step2: 1回目シャンプー(少量で)
通常の半量程度のシャンプーを手で泡立てて頭皮につけ、30秒〜1分さっと洗う。
Step3: 一度流す
1回目はさっと流す程度でOK。完璧にすすがなくてよい。
Step4: 2回目シャンプー(本番)
通常量のシャンプーをしっかり泡立てて5分間マッサージしながら洗う。
Step5: 念入りにすすぐ
2回目はしっかり2分以上かけてすすぐ。
二度洗いの注意点
乾燥肌・敏感肌の方は要注意
二度洗いは洗浄回数が増えるため、皮脂の除去量も増えます。乾燥しやすい方は週2〜3回にとどめ、保湿力の高いシャンプーを選んで。
トリートメントは必ずセットで
二度洗い後は頭皮・髪ともに乾燥しやすい状態。コンディショナーやトリートメントを忘れずに。
美容師からのメッセージ
二度洗いはサロンの洗い上がりを自宅で再現するための、とっておきのテクニックです。でも毎日ではなく「スタイリング剤をしっかり使った日」「汗を多くかいた日」など必要な日に取り入れるのが賢い使い方。
「自分の頭皮と生活スタイルに合わせて使い分ける」——これが美容師として一番おすすめしたいヘアケアの考え方です!


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